仕事が終わる頃には一般的な営業時間のスポーツジムは営業終了しているし、だからといって休日は家から出たくない。
ブラック企業勤めで休日は引きこもりな私がスポーツジムへ通うなら24時間営業のジムしかない。
とはいえ、私にとってスポーツジム自体が未知の世界。
女一人で、しかも深夜になんて危なくない?
初心者が一人で行ってちゃんとトレーニングできる?
実際に通ってみてわかった設備の違いや防犯面、あわよくば出会いはあるのか?を紹介したいと思います。
通常のスポーツジムと24時間営業ジムの違いは?
一番の違いはスタッフの人数
実際に私が通っているジムを例にすると、通常の営業時間中は受付・トレーナー・インストラクターとたくさんのスタッフが常駐しています。
しかし、深夜営業の時間帯になるとスタッフは全員帰ってしまい無人になります。
ポスト投函された他の24時間営業ジムのチラシを見てみても『見学の受付はスタッフが常駐している○時~○時まで』と書かれていたりするので、夜間はスタッフがいないジムがほとんどなのではないでしょうか。
トレーニングマシンの使い方をある程度知っている人や、居合わせた他の利用者に遠慮なく聞けるような人以外は『え?使い方これであってる?』と思いながらよくわからないトレーニングをするはめになる可能性大。
私は完全なる初心者だったので、初回だけ昼間に行ってパーソナルトレーナーについてもらってトレーニングメニューを組んでもらいました。
初回だけはスタッフのいる時間帯に行く方が安心です。
利用できる設備
24時間営業のジムではトレーニングマシン以外の設備がない場合が多いです。
通常の営業時間中はヨガなんかの教室プログラムやプールが利用できるジムでも、夜間はトレーニングマシンの利用のみになります。
プールやヨガよりも気を付けたいのが更衣室・ロッカーやシャワーの有無です。
私が通っているジムは、夜間は更衣室とシャワーが封鎖されるので着替えは毎回トイレです。
ガウチョパンツでお洒落OL気取って出勤した日にはもう、トイレの床に付かないように着替えるのが至難の業。
シャワーに関してはジムの後に誰かとご飯行くようなリア充でなければタオルと汗ふきシートでしのげます。
最低限、ロッカーと更衣室が利用できるかはチェックしておいた方がいいです。
24時間営業ジムの防犯面は?
夜間はスタッフがいないので心配になるのがセキュリティ面。
必ずと言っていいほどセキュリティカードや指紋認証での入場制限がされています。
落としたセキュリティカードを拾った誰かが使ったら?
指紋認証なんて映画なら突破できるの前提みたいなもんじゃない?
という不安もあるかもしれませんが、館内のいたるところに防犯カメラがついていますし緊急時の非常ブザーも用意されています。
荷物(貴重品)は必ず鍵付きロッカーに入れたり、変な人がいると思ったらすぐ帰るといった自衛は必要ですが、深夜だからといって突然無法地帯になるようなことはありません。
誰もいない館内でふと鏡が気になりだした時や、自分しかいないと思っていたのに死角から唸り声が聞こえた時の方がよっぽど怖いです。
24時間営業ジムに出会いはあるのか?
スポーツジムに通い出したと言うと必ず聞かれるのが
出会いあった?
結論から言うと、出会いなんかないです。
私は22時~1時の間で利用することが多いのですが、この時間帯の利用層は女性よりも男性、そして一人で来ている人が圧倒的に多いです。
『なら出会いあるじゃん!』と思いきや、こんな時間にわざわざジムへ運動している人は純粋にトレーニングしたい人ばかりなので自分の体にしか興味がありません。
鏡に向かってポーズしている人や、唸り声がすごい人みたいに強烈にキャラ立ちしている人ですら数分も経てばすっかり慣れて気にならなくなる程、深夜のスポーツジムでは誰もが自分以外はモブと化すのです。
更に、『テレビや動画を見ながら楽しくトレーニング♪』っていうのが謳い文句のひとつになってたりするくらいですから、よくよく見てみるとあの人もこの人も驚異のイヤフォン着用率。
そこに会話の生まれる余地はありません。
そもそも利用者の絶対数が少ないので、誰もいなくて貸切り状態なんていうこともざらにあります。
逆に言うと、その状況でわざわざ話しかけてくる人にロクな奴はいない。
無料トレーナーに気をつけろ!
そのロクでもないやつが話しかけてくるキッカケが無料トレーナーもどき。
ジムという場所柄、
そのやり方だと筋を痛めるよ!
なんてもっともらしいことを言いながら近づいてくるのでタチが悪いです。
もちろん、本当に親切心から教えてくれる人もいます。
そういう人はアドバイスをくれた後はすぐ自分のトレーニングへ戻っていきます。
よーし!
じゃあ、そのやり方であと10回やってみよう!
とか言って勝手に仕切りだしたら帰る理由を考えた方がいいです。
断りにくいからって調子を合わせているといつまでも離れてくれません。
下手すると二の腕や腹筋を触らされてコメントまで求められます。
目的が下心にせよ筋肉自慢にせよ、スタッフは不在なので自力で抜け出すしかありません。
嫌だなと思ったら、例えさっき来たばかりだろうが
もうこんな時間!帰らなきゃ!
これです。
下手に遠慮すると『あの人がいるから〇曜日は行くのやめとこう』とか考えだして、結果的に損するのはあなたです。
結局のところ24時間ジムってどうなの?
24時間営業のジムで夜間に通う場合のメリットとデメリットはこんな感じ。
一人で黙々と自由にやりたい人にはメリットの方が大きいです。
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