『スポーツジムの体験でも行ってみるかな~』ってホームページを見てみると、だいたい“運動しやすい服装でお越しください”と書いてありますが、これほど迷うもんはないですよね。
スポーツジムへ何着ていけばわからないような層は、運動しやすい服=学校の体操服のイメージしかないですから。
もういっそのこと
ウェアも靴もジム指定の物を着用し、肩より長い髪は結ぶこと!
くらい言ってくれた方が親切な気すらします。
だからってレンタルウェアは嫌じゃないですか。
ジムに通うぞ!とウキウキしながらジャージを揃えたいけど、初っ端からジムのプロみたいな恰好やヤル気満々な格好で行くのはちょっと恥ずかしい。
そんなわけで、形から入りたいジム初心者の無難なウェア選びについて紹介します。
本当のところ、みんな何着てる?
スポーツジムで検索するとゴロゴロ出てくるブラトップ×レギンスのウェア。
GUやH&Mのスポーツウェアコーナーのマネキンも、当たり前のようにこのインスタコーディネートで突っ立ってますよね。
こんな格好の人、1回も見たことない
マジで。少なくとも私が通っているジムで実際にこんな恰好の人を見たことは一度もないです。
そこそこ都会なのに。
一番現実味があるのは、ユニクロのスポーツウェアコーナーのディスプレイ。
値段的にも機能的にも、まずおススメしたいです。
スポーツブランドのジャージはあなたにはまだ早い。
普段ならジャージ上下で1万円なんてバカじゃねぇのと一蹴するところなのに、スポーツジムで着ることを前提に見ると急に輝いて見えますよね。
でも最初はジム通いが続かなかった時に惜しげもなく部屋着にできるかを重視すると、いろんな意味でハズレがないです。
外せないのは吸水・速乾
運動に向いている吸水・速乾素材にはポリエステルなどの化学繊維が使われています。
スポーツジムなら普段は着られないとわかっているのに買ってしまうご当地Tシャツの消化チャンスと思いきや、コットン(綿)素材が使われている服は汗を吸いやすくて乾きにくいため運動には向きません。
一度ロンT(綿)のままで運動を始めたら、汗をかいたときのモアモアする感じがすごく不快なうえに『絶対今臭いんだろうなぁ。汗染みできてるんだろうなぁ。』と、気が気ではありませんでした。
吸水・速乾素材のウェアを選べば汗をかいた時はもちろん、洗濯後も乾くのが早くて便利です。
セクシーを徹底排除
Tシャツにトレーニングパンツだからといって安心してはいけません。
この辺を油断していると、運動中の屈んだり・伸びる動作で意図せぬチラリを生みます。
SNSでよく見かけるジムコーデの中で唯一の真実、ショートパンツ×レギンスの組み合わせには足元の隙間を防ぐ目的があったようです。
単にカッコいいだけじゃなかった!
しかし、部屋着にしたときにコンビニに履いていけないので私はもっぱらロングパンツ派です。
鬼門はシューズ
一番迷ったのがシューズ選びでした。
あえてスニーカーで外しコーデ☆的なお洒落スニーカーでは運動に向かないし、かといって機能性重視のガチスニーカーを私服に取り入れるセンスもありません。
ジムが続かなかった時でも使えるという前提の限界を感じました。
しかも、機能性と一言で言ってもジムでやりたいトレーニング内容によって向いているシューズは違うようなのです。
マシンで筋トレしてルームランナーで走ってぇ、でも疲れたらウォーキングにするかも。うふふ。
あ!たまにプログラムに参加してヨガとかエアロビもしようかな☆
というのを、それぞれ向いているシューズでやろうと思えば5足も必要になってしまうのです。
やりたい人はやればいいと思うんですが、あだ名がシューズさんになるのは必至です。
ダイエットや運動不足解消でのジム通いなら、軽さ・通気性・疲れにくさの面からランニングシューズを選んでおけば困ることはありません。
私のように何回履くかもわからないシューズを買うより新しいサンダルが欲しい程度の心意気で挑む運動量なら安くて軽いスニーカーで充分です。
スポーツジムで張り切りすぎともダサいとも思われたくない人は何を着ればいいのか?
お洒落さやキラキラ感は皆無。
しかし!RPGの勇者だって最初は布の服なんです。
3㎏痩せたらスポーツブランドのウェアにしようとか、3カ月続いたら良いシューズを買おうとか、着たいウェアを目標にすることでモチベーションも続くのではないでしょうか。
コメント