実際に登録してみたオタマートの印象
オタマートはその名の通りオタクグッズに特化したフリマアプリです。
登録時は販売手数料が無料でしたが、キャンペーンが終わってしまった今ではメルカリと同じく販売価格の10%が手数料として引かれます。
オタマートでの取引は有無を言わさず完全申請制です。
一つの出品物に数名から申請が来ると『よしよし、誰を選んでやろうかな』と卑屈な上から目線を堪能できます。
にも関わらず、ローカルルールなのか先に出品ページのコメント欄から購入申請の許可を確認してくる人が度々現れます。
お互いが常に携帯を見ていられる状態ならいいのですが、仕事中なんかでなかなか返信できなかったりすると、
購入者『申請してもいいですか?』
タイムラグ
私『はい!よろしくお願いします!』
タイムラグ
購入者『ありがとうございます!申請しますね』
購入申請
タイムラグ
申請許可
タイムラグ
購入者から入金
という流れになる。
私のような『売り上げ売り上げ!さっさと売り上げ!』なんていうせっかちには、このタイムラグが結構煩わしかったりします。
コメントの返信前に別の人から申請が来てそちらと取引することになり、結果的にコメントをスルーする形になる事もあるので、『この人買い逃してることが多いんじゃないだろうか』と、他人事ながら心配になったりもします。
オタクのためのフリマ
オタクのためのフリマというだけあって、オタマートで売れるのはアニメや漫画のグッズやゲームです。
オタマートの出品画面では、
・出品画像が10枚まで載せられる
・検索用タグをつけることができる
・値下げ不可表示をつけることができる
・商品説明にテンプレートが使える
・前回の内容を保存してくれるので、同じジャンルを続けて出品する時に入力を省ける
と、他のフリマプリに比べて出品画面でできることが充実しています。
私は遊ばなくなったゲームソフトを出品していたので、テンプレと内容保存はすごく便利でした。
ですが、まぁ売れない。
そりゃそうだよね。
ファイナルファンタジーとかドラクエあたりは日本人ならみんな持ってるもんね。
ヒット作のゲームソフトは需要が少ないし
漫画は好きだけど電子書籍だし
フィギュアとかグッズとか持ってないし
『私ってゲーム好きだしぃ?漫画も読むしぃ?結構オタクだしぃ?』みたいなノリで登録しちゃうと売るものがない
10000円以下の振り込み申請には210円の手数料が掛かかるので、せめて10000円は超えようと思っていたんですが、追い打ちを掛けるように手数料無料期間も終了してしまったので8600円で振り込み申請をして、今はいったん出品を取りやめています。
太っ腹アプリ
フリマアプリではポイントを使って出品物を購入することができます。
自分のアプリ紹介コードを使って新規登録されたた時やポイントキャンペーン中など、一定の条件をクリアすると配布される場合が多いのですが、オタマートはなぜか無条件でちょくちょくポイントを配布してくれます。
オタクグッズ以外も出品されているので、
ゲームはもうあまりしないし
漫画は好きだけどグッズを集めるほどでもないし
『私ってゲーム好きだしぃ?漫画も読むしぃ?結構オタクだしぃ?』みたいなノリで登録しちゃったあなたも大丈夫。
私は貰ったポイントで切手や梱包用のプチプチを買っています。
たまに貰ったポイント分では足りなくて追加で支払う事になった時はまんまとやられてる感がありますが、私も出品者もオタマートも嬉しい優しい世界。
オタマートはその名に恥じぬ、にわかオタクはお呼びでないオタクのためのフリマアプリなのです。
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